わが家では、夜眠りにつく前の絵本読みは、儀式のようなもの。
布団に入り、添い寝をしながら絵本を読まないと寝てくれない。
読んでいるうちに、すやすや・・・なんてことも。
なーんて日々が、もう9年も続いていたのに、
今年の秋のはじめごろからでしょうか。
次女は1人で「おやすみ~!」と2階に上がるようになり、
長女も下校時間が遅い日が増えたせいか、宿題→夕食→お風呂の時間が押して、
なんやかんやで読んであげる機会が減り。
(長女自身が自分で読みたい本があったりもするし)
あれ?最近あまりこどもたちに絵本を読んであげていないかも。
ちょっと切なさを感じたもので、とりあえずクリスマスに読んであげたい絵本をピックアップ。
「ミッケ」のシリーズなど、ゲーム感覚で楽しめる絵本。
洋書だけれど絵が美しい「くるみわり人形」のしかけ絵本。
わたしの妹がこどもの頃よく読んでいて、実家からゆずってもらった、
「ぐりとぐら」と、林明子さんの小さなシリーズ「クリスマスの三つのおくりもの」。
などなど、ソファーの上に並べておいたら、
2人とも、母が読んであげる前に自分たちで読んでいました。
結局今日は忙しくて時間もなく、
こどもたちも「明日の朝、早起きしてプレゼントを見たいから。」と、早めに就寝。
読んであげることはできなかったけれど、実感したことがひとつ。
絵本は本棚に並んでいるだけより、
目につくところに置いてある方が手に取りやすい
↓
「よんで~」とお願いしてきたり、自分で読んだりする
ふむふむ。
これからは時々こんな風に、おすすめ絵本を本棚から出して置いてみよう。
絵本の良さは、
想像力が育つこと。
自分の知らなかった世界や価値観に触れることができること。
主人公や登場人物に自己投影することで、疑似体験ができること。
物語と実体験とがリンクしたときの、琴線に触れる心地よさ。
言葉や表現が、染み渡るように心と頭に入ってくるふしぎ。
思えばわたしも、こどもの頃にくりかえし読んだ本や絵本は、
結構記憶に残っているもので、今の自分の趣味趣向にかなり影響している気がします。
さてさて、サンタさんが来るのを心待ちにしているこどもたち。
寝る前にいそいそとお手紙を書きました。
今年はいつものように、ジンジャーマンクッキーを焼いて用意しておくことはできなかったけど。

「サンタさんも、よんでくれたらいいな~♡」
と、クッキーのそばに絵本もセッティングして。

お持ち帰り袋もご用意いたしております。
明日の朝が楽しみです。